2016.06.03
ビジネスにおいて円滑な仕事運びをするために重要な役割が
【報告・連絡・相談】=“ほうれんそう”です。
今回はビジネスの原点に返ってその役割を振り返ってみましょう。
報告:相手に経過や結果、自分の現状を知らせることです。仕事は個人プレーでは成り立ちません。
例え自分の失敗やミスがあったとしても、包み隠さず報告する事がチームにおいて大切な情報になります。
連絡:発生した事実を関係者に知らせることです。上司や部下に関わらず、誰もが発信側にも受信側にもなります。
どんなに些細な事も連絡することで、情報がアップデートされて効率よく業務遂行することができます。
相談:決断しかねている状況において判断材料を増やすために上司や先輩に聞き、アドバイスをもらうことです。
疑問や心配事を抱えて進めると、効率や仕事の質が低下する可能性があります。それを補うために必要です。
“ほうれんそう”が徹底されている組織は上司・部下の「上下」だけでなく、
スタッフ間の「横」のコミュニケーションも密になり、正確でスムーズな仕事運びにつながります。
逆に、ビジネスマナーを無視した「とにかく相手に伝えれば終了」では意味がありません。
言葉使いはもちろん、タイミングや伝え方・正確さなど「コミュニケーション能力」が大切です。
“ほうれんそう”は簡単なようで、案外難しいものです。伝えるタイミングを逃したり、
慣れてしまい「まぁいいか」とサボってしまうと、そのうちミスやトラブルを招いてしまいます。
“ほうれんそう”を意識して、効率の良い仕事ができるように心掛けましょう。